とぶがごとく そうしゅうへん だいいちぶ・こうへん いしんなる
翔ぶが如く 総集編 第一部・後編 維新成る
1990年に第一部29回と第二部19回の計48回が放送されたNHK大河ドラマ第28作の総集編で、第一部・前後編、第二部・前後編として同年に放送された。原作は司馬遼太郎の同名小説で、脚本は第21作『徳川家康』を手がけた小山内美江子。原作は征韓論から西南戦争までを描いているので、小山内がオリジナルで描いた西郷と大久保の波乱の幕末期における若い頃からの友情物語によって、明治期のふたりの対立と悲劇がいっそう胸にせまる。主役ふたりのほか、村田新八役の益岡徹と大山綱良役の蟹江敬三が印象に残る好演。
あらすじ
1863年薩摩藩は生麦事件が発端で起きた薩英戦争により、大きな痛手を受けたが、逆にイギリスの技術力に感銘し、優れたものであれば異国のものでも取り入れようという機運が盛り上がる。そして時代は加速度的に回転し、倒幕運動の嵐が日本国中に吹き荒れ、今こそ西郷吉之助を旗頭にという声が高まる中、吉之助が流刑地より帰還する。時代の申し子、坂本竜馬の尽力により、薩摩藩は長州藩と同盟を結び、十五代将軍慶喜との対決を迎える。鳥羽伏見の戦いで薩長は錦の御旗のもとで戦い、幕府軍を圧倒。吉之助は幕府の代表、勝海舟との話し合いの末、江戸城を無血開城する。
放送スケジュール
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