くにとりものがたり そうしゅうへん ぜんぺん
国盗り物語 総集編 前編
NHK大河ドラマ第11作。群雄割拠の戦国時代、一介の浪人から身を起こし美濃国の大名にまで登りつめた斎藤道三。道三の娘婿であり、彼の夢を受け継いで天下統一の道をひた走った織田信長。そして、道三の弟子で、後に主君・信長を謀殺する明智光秀。三人の武将を中心に、下剋上の乱世を生きた人々の激しい葛藤をダイナミックに描く。司馬遼太郎の同名小説を軸に『新史太閤記』『功名が辻』『梟の城』などの司馬作品を加えてドラマ化。キャストは高橋英樹・近藤正臣・火野正平・松坂慶子など当時20代の若手ホープ中心であり、これは、プロデューサーが放送前年に颯爽と首相に就任した田中角栄に織田信長の姿を見出し、そのあふれるエネルギーをドラマで表現したかったからだという。演出陣にも若手の実力者が起用され、彼らはドラマで本格的に活用されたのは本作が初というハンディカメラを駆使して迫力ある合戦映像を創り上げた。
あらすじ
応仁の乱以後、世の秩序は倒壊し、群雄割拠の戦国時代は誰もが天下制覇の夢を見ていた。この乱世は、そこに生きるすべての人間に機会と可能性を与えたのだった。斎藤道三(平幹二朗)は一介の浪人から身を起こし、油商奈良屋を乗っ取ると、持ち前の才如で美濃を掌中に収め、天下取りの野望を燃やす。しかし、道三は子の義龍との戦いに敗れ、志半ばにして死んでしまう。天下制覇の夢は織田信長(高橋英樹)と明智光秀(近藤正臣)という二人のまな弟子に受け継がれた。
放送スケジュール
時代劇専門チャンネルの一日は、あさ4時から始まります。あさ4:00から翌4:00までを一日としてお届けしております。
※番組内容・放送時間は予告なく変更される場合があります。ご了承ください。
国盗り物語 総集編 前編(C)NHK