2018年12月14日放送「大根三ツ輪漬け(だいこんみつわづけ)」

【三ツ輪漬けとは】
輪切りにした大根、ゆず、そして赤とうがらしを重ねて作るお漬け物。
冬場の常備食の漬物として重宝され、輪の形が吉兆を現わし、
晴れの日にもよく食べられていたそうです。
材料(2~3人前)
- 大根1/2個
- 柚子1個
- 赤とうがらし適量
- しょうゆ大さじ2
- 酒大さじ5
レシピ
- (1)大根をかつらむきにする
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▼まずは大根を桂剥きにしてから、輪切り(2~3ミリの厚さ)に切って下さい。
- (2)柚子・赤とうがらしを輪切りにする
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▼柚子は皮をつけたまま輪切りにし、種を取ります。
▼唐辛子は小口切りにします。
- (3)切った柚子・大根・赤とうがらしの順に重ねていく
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▼柚子・大根・赤とうがらしの順に重ねる事で、味が均等になるようにして行きます。
- (4)漬け汁をつくる
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▼酒としょうゆは、鍋でひと煮立ちさせた後冷まして、漬け汁を全体に回しかけして下さい。1日~1週間程冷蔵庫で寝かせて完成です。
江戸の豆知識
*大根、ゆず、赤とうがらしの3つ輪をなして、吉兆を現わしている漬物です。
*素人包丁原本には「酒の席にはことのほかよきものなり」と書かれており、飲み会やハレの日によく食べられていました。また、冬場の常備漬物として、重宝したのではないかとも言われています。