2018年11月9日放送「和蘭陀煮和え(オランダにあえ)」

【オランダ煮とは】ごま油で揚げたり炒めとうがらしで味付けを施す料理。
満足感のある一品です。
材料(2~3人前)
- こんにゃく50~60g
- ごぼう40~50g
- 干し椎茸3~4枚
- きくらげ3~4枚
- 道明寺麩10~20g
- 栗の甘露煮2~3個
- 赤唐辛子1本
- 胡麻油大さじ2
- 赤味噌小さじ2
- 酒大さじ1
- しょうゆ小さじ2
- 米酢小さじ1
- 三つ葉、白髪ねぎ適量
レシピ
▼まずはこんにゃくを湯通し、アク抜きをしてから薄切りにします。
江戸の豆知識
*こんにゃく芋が寒さに弱く、日持ちしないため江戸以前は高級食材だったこんにゃく。しかし、江戸時代にこんにゃく芋を粉にする製法が発明。保存と輸送が出来るようになり、こんにゃくが庶民的な食べ物になりました。
*当時こんにゃくはお腹の砂おろしと呼ばれ、冬至・節分に体を清める目的でも食されていました。実際、繊維質が多く、消化器官にたまった老廃物などを効率よく排出する働きがあります。
▼ごぼうはささがきにして、水でアク抜きをします。
▼干し椎茸、きくらげは水で戻してから、千切りにします。
▼道明寺麩と栗の甘露煮は食べやすい大きさのサイコロ状にします。
▼唐辛子は小口切りにしておきます(※種は取り除いてください)
▼鍋に胡麻油(大さじ2)をひき、薄切りにしたこんにゃく、小口切りにした赤唐辛子を炒め、水きりしたごぼう、干し椎茸、きくらげと道明寺麩、栗の甘露煮を入れて炒めます。
▼赤味噌、酒、しょうゆを入れ味がなじんだら、米酢を入れからめ、火を止めます。 刻んだ三つ葉、白髪ねぎをそえて完成です。