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ペリーのちょんまげ

ペリーのちょんまげ

掲載日2017年05月26日
「毛利元就」
苦難を乗り越えて放つ毛利家「三本の矢」!
緒形拳、西島秀俊らの活躍、松坂慶子の名言にも注目

(もうりもとなり そうしゅうへん だいいちぶ つまたちのいいぶん) 出演者:中村橋之助(現・中村芝翫)/富田靖子/森田剛/渡部篤郎/西郷輝彦/竹下景子/松坂慶子/緒形拳 ほか 1997

 安芸の国人領主・毛利弘元(西郷輝彦)の次男元就(中村橋之助・現芝翫)は、幼くして両親を亡くした。跡取りの兄(渡部篤郎)も酒害で24歳で急逝し、後継者争いに巻き込まれる。背後には、「元就は困る」と元就の実力を怖れる出雲の守護・尼子経久(緒形拳)の存在が。経久は、尼子から養子を送り、「兄だからとて遠慮はせぬ」という強気の元就の異母弟元綱(西島秀俊)を後見にと企む。周防・長門の大内義興(細川俊之)も加わり、毛利家は派閥争いが激化。結局、元就は元綱も有能な家臣桂(草刈正雄)も失って家督を継ぐ。しかし、経済力のある家臣井上(片岡鶴太郎)が毛利家を牛耳ろうと狙っていた...。橋之助は、気配りしつつもうまくいかない若き武将の苦悩をハの字眉毛で表現。一方、ふたりのおとな大名、ワイルド緒形とエレガント細川。存在感の違いも面白い。毛利家は元就のころにはまだまだ小国。その苦難の過程を知ると、息子たちに元就が語る「三本の矢」のエピソードにより一層重みを感じる。
 題字は元就自身の書による。原作・永井路子、脚本・内館牧子。初の女性コンビによる大河ドラマ作品となった。元就(中村橋之助)の父の側室杉の方(松坂慶子)は、戦国の世でも、常に美容チェックを欠かさず「女は顔じゃ」という名言を残す。これも女が生き残る道。女性のリアルな心情描写で定評のある内館脚本ならではのキャラクターとして人気を博した。

掲載日2017年05月19日
「男と女のミステリー時代劇」
最後の一瞬まで謎を引っ張る乱歩賞作家のミステリー
男と女が抱く愛と欲を浅野温子らが魅せる一話完結編

(おとことおんなのみすてりーじだいげき) 出演者:浅野温子/永井大ほか 2016

 1958年に「濡れた心」江戸川乱歩賞を受賞、同年、「落ちる」で直木賞も獲得した多岐川恭の短編をドラマ化。第二話「牢の女」は、乱暴しようとした又従兄を殺した罪で牢に入れられたいち(大西礼芳)と牢名主ちせ(浅野温子)の物語。本当にいちは男を殺したのか。やがて海千山千のやさぐれ女絹(円城寺あや)が牢に入り、いちを激しく折檻する。その様子を黙って見ていたちせが、一歩も牢から出ることなく、見事に真相を推理するのは、ミステリー界で人気の「安楽椅子探偵」にも通じる面白さ。浅野の迫真の演技に注目。また、第三話「万引き」は、仲睦まじく暮らす小森沢太郎(中尾明慶)の妻(逢沢りな)に突然万引きの疑いがかかる。役職まで失った沢太郎は、事件の裏を探り始める。その結果に驚愕。第四話「髪結い藤吉」では、宿無し女おしま(笛木優子)が自分を拾ってくれた藤吉(金子昇)と組んで盗賊らしき商人を強請ろうと計画する。おしまの証拠探しの隠密行動にドキドキ。金をつかんだら所帯を持つという藤吉の約束は果たされるのか? 清楚な役が多い笛木が鋭い目つきで男たちの間で生き抜く女に挑戦している。
 その他、浅利陽介の「後生安楽」、鶴見辰吾の「婿入り試験」、うじきつよしの「宿場の大盗」など男と女の間に渦巻く愛と欲が時にシリアスに時にユーモラスに展開。急転直下、最後の瞬間まで見逃せない一話完結シリーズ。

掲載日2017年05月12日
「佐武と市捕物控」
初時代劇小池徹平と遠藤憲一のコンビが誕生。
許せぬ悪の正体を下っ引き佐武と盲目の市が突き止める。

(さぶといちとりものひかえ) 出演者:小池徹平/遠藤憲一/里見浩太朗/内山理名/福田麻由子/藤田弓子/内藤剛志 ほか 2015

 正義感が強い下っ引きの若者佐武(小池徹平)は頑張っても一人前と認めてもらえないつらい立場。盲目の按摩で居合の達人の市(遠藤憲一)はそんな佐武を影ながら助けていた。ある日、佐武は隅田川でふたりの死体が見つかった事件を追うことに。見事な一太刀で斬られた被害者を見て下手人は武士と考える佐武。重要な遺留品も見つけたが、仲間からは例によって相手にしてもらえない。そんなとき、佐武らは不思議な行動をする女(内山理名)と知り合う。社会の底辺で必死に助け合う女たちを助けることもできない佐武は、市とともに決死の覚悟で走り出す!事件は江戸を騒がす大事件に発展、その裏を探る謎解き。うぶな佐武が春画に赤面したり、市が銭の音を聞き分ける鋭い聴覚を見せたり、勝小吉役でベテラン里見浩太朗が洒落た芝居を見せるのも面白い。
 マンガファンなら、ふたりが石ノ森章太郎の原作にそっくりで驚くはず。撮影現場を取材した私も初時代劇という徹平佐武に「原作そっくり!」とびっくりした。また遠藤は特殊メイクで見事なスキンヘッドに。聞けばこの頭を作るのだけで毎日数時間かかるという。雨宮望監督は「時代劇だが、テーマは現代的だし、ふたりはうまく助け合っていいコンビになった。面白いコンビだと思いますよ」と絶賛する。ナレーションが、マラソンの名解説で知られる増田明美というのも斬新。

掲載日2017年05月05日
「柳生新陰流」
萬屋錦之介が当たり役・柳生宗矩の人生を熱演。
小野派一刀流、忍びとの戦いなど剣豪ぶりも炸裂

(やぎゅうしんかげりゅう) 出演者:萬屋錦之介/目黒祐樹/西村晃/藤巻潤/真木洋子/篠ひろ子/荒木しげる/小池朝雄/御木本伸介/中村嘉葎雄 ほか 1982

 柳生石舟斎(西村晃)の五男・宗矩(萬屋錦之介)は、関ヶ原の戦いでの働きを徳川家康に認められ、柳生の旧領二千石を取り返すこと成功した。その領地は豊臣時代、柳生が隠し田を持っていたことをライバルの松田道場の者に密告されて、没収されたのだった。やがて将軍家に迎えられた宗矩は江戸へと向かうが、途中、松田道場の美人姉妹や豊臣の残党に狙われる。海岸沿いで敵忍者数十人に取り囲まれる宗矩。危機一髪!と思ったら、崖を駆けのぼり、砂浜を突っ走り、あっという間に敵を蹴散らす。さすがだ。宗矩の胸中には、戦のない世にしたいという強い願いが。たどり着いた江戸城では、徳川秀忠(荒木しげる)の前で小野派一刀流の小野次郎右衛門(御木本伸介)と一騎打ちとなる。刀を置き、座ったままで次郎右衛門の剣を奪い取る柳生新陰流「無刀取り」の技を披露した宗矩は、見事、将軍家指南役となる。その後、宝蔵院流、示現流などの激闘や沢庵和尚との別れなど、宗矩は人として成長しながら、徳川を支える人物になっていく。
 錦之介は、71年の大河ドラマ「春の坂道」、映画「柳生一族の陰謀」に引き続き、三度目の宗矩役での主演。共演には柳生十兵衛の目黒祐樹、坂崎出羽守の中村嘉葏雄、仇討助太刀で知られる荒木又右衛門を天知茂が演じているのも見物。番組冒頭では、「一刀両段」「燕飛(えんぴ)」など柳生新陰流の技が紹介される。

掲載日2017年04月28日
「秀吉 総集編」
竹中直人が秀吉の波瀾万丈人生に挑んだ大河ドラマ
「心配ご無用!!」の働きと渡哲也ら豪華共演陣にも注目

(ひでよし そうしゅうへん) 出演者:竹中直人/沢口靖子/高嶋政伸/渡哲也/仲代達矢/村上弘明/市原悦子/赤井英和/細川直美/有森也実/中村あずさ/玉置浩二/大仁田厚/中尾彬/米倉斉加年/古谷一行 ほか 1996年

 尾張中村の農民の子日吉(竹中直人)は、放浪中の明智光秀(村上弘明)や地元の大将蜂須賀小六(大仁田厚)らと知り合ったことから、織田信長(渡哲也)に仕えることに。賢い妻おね(沢口靖子)と結婚し、いつか「城持ち大名に」と夢見る秀吉は、天下人への道をひた走る。

 個性派俳優・竹中が主演した大河ドラマ35弾。野山や畑をふんどし姿で走り回る竹中秀吉は、歴代もっとも野性味と人間味たっぷりの秀吉といえるのかも。家臣を持たない足軽時代の秀吉がたった一晩で墨俣に城を建てるため、小六たちに協力を頼む場面などでは、偽情報を流して材木を調達、組み立てた素材を筏で運んで城を作り上げるという画期的な案を話す。小六に「途方もないサルじゃ!」と納得させ、「夢見るサルじゃ!」と受けて立つ。人たらしの魅力爆発。なんでも「心配ご無用!!」と言い放つ秀吉をびしっと叱る母なかを演じた市原悦子と兄を必死に支えた弟秀長の高嶋政伸の存在感も素晴らしい。そして迎える本能寺の変。渡哲也の壮絶な演技は見物。天下人となり野望にギラギラする様も竹中ならではの迫力。なお、少年時代の石田三成は若き日の小栗旬。彼は後に妻夫木聡主演の「天地人」ではおとなになった三成を演じた。また竹中さんも後の大河ドラマ「軍師官兵衛」で再び秀吉役に。「心配ご無用!!」も飛び出して、ファンを喜ばせた。

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ペリー荻野

1962年愛知県生まれ。大学在学中よりラジオのパーソナリティ兼原稿書きを始める。 「週刊ポスト」「月刊サーカス」「中日新聞」「時事通信」などでテレビコラム、「ナンクロ」「時代劇マガジン」では時代劇コラムを連載中。さらに史上初の時代劇主題歌CD「ちょんまげ天国」シリーズ全三作(ソニーミュージックダイレクト)をプロデュース。時代劇ブームの仕掛け人となる。

映像のほか、舞台の時代劇も毎月チェック。時代劇を愛する女子で結成した「チョンマゲ愛好女子部」の活動を展開しつつ、劇評・書評もてがける。中身は"ペリーテイスト"を効かせた、笑える内容。ほかに、著書「チョンマゲ天国」(ベネッセ)、「コモチのキモチ」(ベネッセ)、「みんなのテレビ時代劇」(共著・アスペクト)。「ペリーが来りてほら貝を吹く」(朝日ソノラマ)。ちょんまげ八百八町」(玄光社MOOK)「ナゴヤ帝国の逆襲」(洋泉社)「チョンマゲ江戸むらさ記」(辰己出版)当チャンネルのインタビュアーとしても活躍中。

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