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ペリーのちょんまげ

ペリーのちょんまげ

掲載日2017年02月24日
「変身忍者 嵐」
石ノ森章太郎原作。江戸時代の仮面ライダー!?
和風キャラからグローバルに展開する敵方にも注目

(へんしんにんじゃ あらし) 出演者:南城竜也/牧冬吉/林寛子/松葉寛祐/曽根晴美/大野剣友会ほか 1972

 江戸時代。魔神斉率いる忍者集団血車党で、特殊な身体を持つ"化身忍者"を作る秘術を持つ谷の鬼十(高松英郎)の息子・ハヤテ(南城竜也)は、忍者としての修行の日々。しかし、血車党は化身忍者を使って日本征服を企む。魔神斉に反対した父は殺された。ハヤテは、自ら化身忍者の手術を受け、正義の変身忍者嵐となる。
 原作は石ノ森章太郎。「仮面の忍者 赤影」「仮面ライダー」の名プロデューサー平山亨と脚本家伊上勝の企画だけに、今も「江戸時代の仮面ライダー」として多くの特撮ファン、変身ヒーローファンを魅了する。ハヤブサの化身の外見も斬新で、嵐は跳躍力10メートル、羽根手裏剣など羽根を操り、「秘剣影うつし」など忍法を駆使、公儀隠密タツマキ(牧冬吉)、彼の娘のカスミ(林寛子)、弟の少年忍者ツムジとともに闘う。愛馬ごと飛翔するのもすごい。敵方も個性派キャラが揃う。シリーズ前半は「鬼火マムシ」「毒うつぼ」「どくろだぬき」「死人ふくろう」など和風イメージ。後半には悪魔道人率いる西洋妖怪「狼男」「魔女メドーサ」「ドラキュラ」「スフィンクス」(!)も登場するグローバルな展開となる。それに伴って、嵐も正義の光線ガンビームなど新技を繰り出す。また、ファイティング原田、高見山大五郎、沢村忠ら当時の人気者がゲスト出演したことも特色のひとつ。変身忍者嵐見参!でおなじみの水木一郎が熱唱する主題歌も素晴らしい。

掲載日2017年02月17日
「大奥〈男女逆転〉」
二宮和也が美男三千人の園「大奥」へ!
柴咲コウの八代将軍徳川吉宗ら豪華キャストの絢爛絵巻

(おおおく〈だんじょぎゃくてん〉) 出演者:二宮和也/柴咲コウ/堀北真希/玉木宏(特別出演)/大倉忠義/佐々木蔵之介/板谷由夏ほか 2010

 七代将軍徳川家継のころ、江戸では男子だけが罹る謎の疫病が大流行、悲惨な姿で次々と命を落とし、男子の人口が激減した。運よく病と無縁でいる貧乏旗本の息子水野祐之進(二宮和也)は、剣術に励み、幼なじみのお信(堀北真希)らとつきあいながら暮らしていたが、家の困窮を救うべく、女将軍の跡継ぎ対策のため設置された「大奥」に入る。藤波(佐々木蔵之介)、松島(玉木宏)ら美男三千人がひしめく「大奥」は、嫉妬や策謀渦巻く伏魔殿。そんな中、水野はその才覚と大胆さで頭角を現し、ついに八代将軍吉宗(柴咲コウ)の目に留まる。当然、嫉妬攻撃にさらされそうな立場だが、なぜか周囲は冷ややかな笑顔を彼に向ける...。

 男女逆転「大奥」という奇抜な発想で綴られる作品だが、人間の業や純な心が織り込まれ、しっかりしたラブストーリーになっているところが大きな魅力。倹約将軍吉宗を演じた柴咲の堂々とした上様ぶりは見事。また、将軍の寝屋で願いごとをするのは御法度。命をとられても仕方ないが、ここでは「ただひとつの願い」がかなえられる。それは何か。主役が「嵐」の二宮だけに、お付きの杉下(阿部サダヲ)に「お背中をお流しします」と言われて湯殿に入り、うっすら化粧まで施されてのラブシーンに注目が集まった。大岡忠相に板谷由夏、祐之進の両親に映画の遺作となった竹脇無我、倍賞美津子と豪華な顔ぶれが揃っている。

掲載日2017年02月10日
「あさきゆめみし ~八百屋お七異聞」
おでこ全開の前田敦子が純愛を貫く悲劇の少女を熱演
八百屋お七の事件にジェームス三木が新解釈で挑む

(あさきゆめみし ~やおやおしちいぶん) 出演者:前田敦子/池松壮亮/平岡祐太/竹下景子/中村雅俊/田山涼成 ほか 2013

 江戸本郷。裕福な八百屋のひとり娘お七(前田敦子)は、火事で焼けた自宅立て直しの間、預けられた寺で、寺小姓の吉三郎(池松壮亮)と出会う。「うっかり近づくとやけどするよ」と言われた彼に惹かれるお七。両親(中村雅俊、竹下景子)は、店の実直な手代勘蔵(平岡祐太)との縁談を勧めるが、思いを抑えきれず、お七は吉三郎と密会。その最中に火事が起き、ふたりの運命が大きく変わる。火事を起こしたのは誰なのか。お七を救おうと必死になる両親、さらに取り調べをする役人たちも彼女に素直になるよう促すのだが...。

 お七は実在とされ、歌舞伎などでも題材にされてきた。これまでは「再び火事になれば、恋しい男に会える」と放火し、火あぶりの刑になった娘と描かれてきたが、ジェームス三木脚本のこのドラマでは、冤罪だと解釈している。悲劇の原動力となるのは、お七の一途な思い。お七が吉三郎に出会ったのは十四歳。初恋に戸惑い、「体に魔性のキツネがすみついた」と思い込むほど幼い。当時、AKB48を卒業して女優業に力を入れる前田敦子は、おでこを出して時代劇初挑戦。所作の習得にも熱心で、池松とも演技について語り合ったという。目に涙を浮かべ、「私をおとなにしてください...」と吉三郎に迫るなど、思い詰めた少女は、終盤、女性として凛としてみえる。その変化を見せたことが、前田の成長と重なる。

掲載日2017年02月03日
「小川の辺」
東山×愛之助!兄弟のように育った三人の過酷な運命
オール山形ロケで描く藤沢周平のロードムービー

(おがわのほとり) 出演者:東山紀之/菊地凛子/勝地涼/片岡愛之助/尾野真千子/松原智恵子/笹野高史/西岡德馬/藤竜也ほか 2011

 東北の小藩・海坂藩。藩士・戌井朔之助(東山紀之)は、脱藩した佐久間森衛(片岡愛之助)を討つよう命じられる。佐久間は朔之助の剣友であり、妹・田鶴(菊地凛子)の夫。自らも剣を学んだ田鶴は、兄に手向かうはず。友と妹を斬れるか。また朔之助に仕える新蔵(勝地涼)もまた心穏やかでいられない。新蔵はこどものころより、朔之助や田鶴と兄弟のように育った間柄で、密かに田鶴を思っていたのだ。佐久間はなぜ脱藩したのか。やがて伝わる農民を思う佐久間の正義感。やり切れぬ思いを抱きつつ、動き出す三人。「小川の辺」は武士としての使命感と兄弟愛、夫婦愛などを描く藤沢周平の名作だ。歌舞伎界の人気者片岡愛之助は、かつて舞台で藤沢作品『蝉しぐれ』に主演経験もある。超多忙な中、「どうしても出たかった作品」と出演を決めたという。

 東山VS片岡の殺陣も見どころのひとつ。BGMは太鼓の音だけ。緊迫感あふれる場面だ。ボクシングができる東山は刀をよける動きが素早くギリギリまで迫る迫力。愛之助は言葉少なく、ダイナミックで巧みな剣裁きを見せて見事。ハリウッドで活躍する菊地凛子は時代劇初挑戦。初々しさとともに女の強い一途さを表現する。菊地を支えるのが藤竜也、松原智恵子、笹野高史らベテラン陣。オール山形ロケの美しさは格別で、佐久間夫妻のロードムービー的味わいも楽しめる。

掲載日2017年01月27日
「鬼平犯科帳スペシャル 浅草・御厩河岸」
元錠前破りの密偵田辺誠一と大盗賊田村亮が登場
「この俺が一番悪い奴かもしれねえ」という鬼平の心は

(おにへいはんかちょうすぺしゃる あさくさ・おうまやがし ) 出演者:田村亮/田辺誠一/左とん平/小林綾子/鶴田忍/東風万智子/仁科貴 ほか 2015

 ある日、密偵の伊三次(三浦浩一)は、乱暴者の中間(仁科貴)らに袋叩きにされる老人(左とん平)を助けようと大げんかになる。大滝の五郎蔵(綿引勝彦)は、老人が大盗賊海老坂の与兵衛(田村亮)とつながる卯三郎だと思いだす。卯三郎は、元錠前破りの密偵岩五郎(田辺誠一)の父親。おまさ(梶芽衣子)から卯三郎のことを聞いた長谷川平蔵(中村吉右衛門)は、海老坂一味捕縛に動き出す。岩五郎は、働き者の女房お勝(小林綾子)と盲目の義母お八百(南條瑞江)に居酒屋「豆岩」を任せ、自分は居眠りばかりする怠け者。五郎蔵に「毎日が暇で仕方ありません」と言って呆れられる。それが何十年ぶりに再会した父に錠前破りを持ちかけられた途端、イキイキとし始める。海老坂一味が狙う強欲な醤油酢問屋柳屋(鶴田忍)の錠前のことを知った岩五郎は、「はずしてみてえ」という誘惑に負けてしまうが...。

 「鬼平犯科帳スペシャル」シリーズ通算149作目。おなじみ猫殿の料理も「お頭のお体を考えて」薄味になった。ゆるいイラストでも人気の田辺は、のんきな居酒屋の亭主を好演。また、田村亮は鬼平との遭遇シーン、白洲でもさすがの風格を見せる。柳屋での盗みは、静かで誰も傷つけない本格の仕事ぶりでとてもスリリング。「この俺が一番悪い奴かもしれねえ」とつぶやく鬼平の真意と、原作とは一味違うラストにも注目したい。

50音順リスト
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ペリー荻野

1962年愛知県生まれ。大学在学中よりラジオのパーソナリティ兼原稿書きを始める。 「週刊ポスト」「月刊サーカス」「中日新聞」「時事通信」などでテレビコラム、「ナンクロ」「時代劇マガジン」では時代劇コラムを連載中。さらに史上初の時代劇主題歌CD「ちょんまげ天国」シリーズ全三作(ソニーミュージックダイレクト)をプロデュース。時代劇ブームの仕掛け人となる。

映像のほか、舞台の時代劇も毎月チェック。時代劇を愛する女子で結成した「チョンマゲ愛好女子部」の活動を展開しつつ、劇評・書評もてがける。中身は"ペリーテイスト"を効かせた、笑える内容。ほかに、著書「チョンマゲ天国」(ベネッセ)、「コモチのキモチ」(ベネッセ)、「みんなのテレビ時代劇」(共著・アスペクト)。「ペリーが来りてほら貝を吹く」(朝日ソノラマ)。ちょんまげ八百八町」(玄光社MOOK)「ナゴヤ帝国の逆襲」(洋泉社)「チョンマゲ江戸むらさ記」(辰己出版)当チャンネルのインタビュアーとしても活躍中。

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