• フードコーディネイト:里見陽子(キッチンスタジオ ヨーク)

  • 第4回
    杉の香り漂う上品な料理「はまぐり杉焼き」

    雛祭りといえば「はまぐり」ですが、平安時代から伝わる『貝合わせ』に見られるように、はまぐりは古くから女子の貞操を表し、良縁を招く食べ物とされてきました。
    今回は、そんな食材はまぐりの魅力を最大限に引き出すはまぐりの杉焼きをご紹介。
    日本古来の調理法、石焼き、煎り焼きと並ぶ伝統の焼き方「杉焼き」の魅力をご堪能ください。


作り方
  • 1.杉の板を一晩水に浸しておきます。
  • 2.水分を含んだ杉の板に、土台のための塩を敷きます。
  • 3.その上にはまぐりを置き、杉の板ごと火にかけます。コンロを使用する場合弱火にします。また杉の板に火が燃え移る事があるのでご注意ください。
  • 4.はまぐりの殻が開き、はまぐりに火が通ったらできあがり。貝殻から汁がこぼれないようお気を付けください。はまぐりからあふれ出る汁、そしてほのかに漂う杉の香りと共にお楽しみください。
  • 5.お皿に塩ごと持ってきて、お皿の上で塩を削って盛り付けましょう。

材料

  • はまぐり 適量
  • 杉の板 (厚さ1cm程度)
  • 塩 適量


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