ペリーのちょんまげ ペリーのちょんまげ

掲載2000年07月05日

銭形平次

(ぜにがたへいじ) 

掲載2000年07月05日

 ご存じ、大川橋蔵の名作。三代目お静(香山美子)との息もぴったり。ライバル、三ノ輪の万七と競いながらの名推理。ここ一番には銭が飛ぶ!謎ときの面白さに加えて海原千里(上沼恵美子)・万里などユニークなわき役や、ウルトラセブンのアンヌ隊員で人気のひし美ゆり子が悩める人妻を演じるなど、カルトなゲストにも注目。

掲載2000年07月05日

次郎長三国志

(じろちょうさんごくし) 

掲載2000年07月05日

 実在した清水港の男だて、次郎長親分と子分28人衆の出会いと活躍をスカッと描く痛快作。鶴田浩二が男気あふれる魅力的な次郎長を好演すれば、森の石松の桜木健一らユニークな子分たちがもり立てる。時が現代ならば、さしずめベンチャー企業の社長、次郎長は理想のリーダーだ。女房役の松尾嘉代、太地喜和子の艶っぽい存在感もいい。

ペリー荻野プロフィール
ペリー荻野

1962年愛知県生まれ。大学在学中よりラジオのパーソナリティ兼原稿書きを始める。 「週刊ポスト」「月刊サーカス」「中日新聞」「時事通信」などでテレビコラム、「ナンクロ」「時代劇マガジン」では時代劇コラムを連載中。さらに史上初の時代劇主題歌CD「ちょんまげ天国」シリーズ全三作(ソニーミュージックダイレクト)をプロデュース。時代劇ブームの仕掛け人となる。

映像のほか、舞台の時代劇も毎月チェック。時代劇を愛する女子で結成した「チョンマゲ愛好女子部」の活動を展開しつつ、劇評・書評もてがける。中身は"ペリーテイスト"を効かせた、笑える内容。ほかに、著書「チョンマゲ天国」(ベネッセ)、「コモチのキモチ」(ベネッセ)、「みんなのテレビ時代劇」(共著・アスペクト)。「ペリーが来りてほら貝を吹く」(朝日ソノラマ)。ちょんまげ八百八町」(玄光社MOOK)「ナゴヤ帝国の逆襲」(洋泉社)「チョンマゲ江戸むらさ記」(辰己出版)当チャンネルのインタビュアーとしても活躍中。